明 神 平
 
08/02/21(みょうじんだいら)


2日前まで比良の堂満岳に一人で行く予定にしていた。相方の都合がつき一緒に行けるようになり
何処にしようか迷う。天気が良さそうなので以前から冬季に登りたかった明神平に決め、相方に伝
える。「トレースはあるの」と言うので「多分大丈夫」と答えて地図とコース案内のコピーを渡し確認し
てもらう。これで決まり、朝は5時起きで早めに就寝。
     樹氷を眺めて雪原を歩く
    ◆冬季はツルツル
明神平は随分前の夏に行った記憶があるが
コースはほとんど覚えていない。
冬季は初めてだが、天気は大丈夫でトレ
ースもあるだろうと心配なく出発。

大又を過ぎ雪道を走って行くと、橋の手前に
2台乗用車が止まって登る準備をしている。
奥に広い駐車場があるはずと思い聞くと、
「奥に駐車場があるがツルツルで危ないので
ここから歩きます」とのこと。ツルツルに凍っ
て少し滑る場所もあったが難なく駐車場に
着く。
大又林道の駐車場 道横に氷柱が沢山できている
 ◆意気消沈・・・
4台先着車があり出発して誰もいない。準備
をしていてカメラが無いことに気付く。「確かに
大きな袋に入れたと思ったのに・・・」4つある
袋の中を探すがない。「あほやな〜一番大事
なカメラ忘れるって」と相方の声。
やはり年かな〜と思い、もう一度4つの袋の
中を探すがない。意気消沈、天気はいいが一
日気分悪く、歩くことを思うと嫌になってくる。
ふと大きな袋をよけて奥に黒いケースが見え
る。「あった〜よかった」袋から転がり落ちて
奥に入りこんでいたのだ。
手前で準備していた団体や、後からきた5〜
6人のグループも出発して誰もいない。
「天気もいいしゆっくり行こか〜」と言うが、
相方は呆れて、目で「アホカ」と言っている。
  
駐車場から少し登ると林道終点の登山口がある
ロープのある場所を渡る
雪は多い 凍って青く光っている明神滝
   最初からアイゼンを着けて出発。
登りだしてすぐに暑くなりフリースを脱ぐ。
昼休憩以外フリースを着ることはなかった。
 ◆青く光る
明神谷の渡渉が3〜4箇所あり凍った場所
もあるので注意して渡る。積雪は多く山腹を
絡んで登ると明神滝の前にでる。滝下まで
登って見ると滝の周辺の氷が青く透き通っ
て綺麗!!
コースに戻りジグザグ道を登り、「キケン」
標示場所を通過して樹氷のトンネルに入っ
ていく。
キケン標示だが、しっかり踏んである 霧氷のトンネルが続く
  
               下方向に付いている「エビの尻尾」                                    垂れ下がった樹氷
 ◆大きな樹氷
樹氷のトンネルが続く。この辺りは下方から
吹き上げる強風の通り道になっているのだ
ろう。
下方向に「エビの尻尾」が成長している。
枝が大きな塊の樹氷になっていて、垂れ
下がり雪面に着いている。
雪面がないと枝が折れているだろう。

雪に埋まった小さな沢を右に巻くように登る
薊岳、金剛山方向の展望場所にでる。

ここにも、大きな樹氷の塊ができていて、いろ
いろな形があり、しばらく観察の時間だ。
大きな塊の樹氷
    ◆広い雪原
樹氷を抜けると「あしび山荘」が見え、広い
雪原の明神平にでる。
雪原になっていて笹がないのか、記憶より
広々とした感じである。

山荘横で何人か休憩しているが、すぐに
前山に向かうことにする。
薊岳方向の展望 明神平のあしび山荘
   
明神平より三ツ塚〜前山方向                           三ツ塚への登り途中より国見山〜水無山
雪原を登る 深い場所がある
    ◆雪深い
雪原を三ツ塚に向かって登って行くと
5〜6人のグループが下ってきた。
「この先は雪が深いですよ。1メーター
50はある」とのこと。
すれ違って「スノーシューあれば大丈夫」
と言われる。

樹氷は融けかかっているが、花をちりばめて
いるような樹木が美しい!!
白い大きな花が咲いているように見える
  
 ▲前山に向かう (ワカン、スノーシュー装着)                 ワカンジキで登る相方
前山から東方向(桧塚・明神岳)の展望
 爽快な雪原

雪原はスキー場のようだ
スノーシューをつける

前山に向かって窪んでいる雪原を進む
深い雪だ 足に力がはいる
150センチは積もっているだろう

だれも歩いていない真っ白い斜面を登る

息切れするがルンルン気分

振り返り一本のトレースを眺める
水無山方向

恒例の餅、卵、野菜を入れたカレーうどんと
コーヒー、おやつを頂き至福の時を過ごす
前山山頂 前山で昼休憩
 ◆いつもこんなラッキーは?

あまりにも天気が良すぎて1時間近く
休憩してしまった。

この時季、山荘横で寒さに耐えながら
食事をするのが普通のようだが、ラッキー
だった。

相方も「こんな日だったら何回でもきたい
な〜」だって。甘くみないで〜
前山より東方向  前山東斜面はスキー場のような雪原が広がっている
            
誰も歩いていない雪原をスノーシュー、ワカンで歩くと楽しい!!
大きな樹氷の間を歩く
 ◆樹氷林
前山から三ツ塚への尾根を、正面に見える
大きな樹氷を目指して下って行く。
スノーシューで20cmほど沈むだけで快適に
歩ける。相方は50mほど先で「疲れる〜」と
言って休んでいる。
三ツ塚には行かないで途中から目的の樹氷
に向かう。高い木の枝先が3本おれている。
今年は今までにない厳しい冬だったのだろ
うか。
その横に10mはある白いツリーのような
大きな樹氷・・・見応えがある。
青空に映える樹氷を眺め、のんびり歩き
ながら明神平へ下る。
前山を振り返る
    
枝先が3本折れている                                      青空に映える樹氷
   枝折れ
大きな樹の枝先が三本折れている
最近折れた痕のようだ

長い年月 厳しい風雪に耐えてきた樹
今年の樹氷は重いのだろうか
今までにない大きな樹氷だろうか
今年の風は強かったのだろうか

折れ痕が痛そうで
涙ぐんでいるような姿

美しい樹氷に目を奪われるが
なぜか想いを募らせる
  
厳冬期の厳しい樹氷ではないが、青空に浮かぶ樹氷は映える
三ツ塚方向を振り返る  白い雲に覆われてきた
シリセードは楽しい 駐車場に、まだ2台止まっていた 温まった「やはた温泉」
樹氷が落ちかけて雪の大きな花が咲いているような、今までと違った樹氷を
眺めることができました。
天候にも恵まれ今年初めてのスノーシュー歩きを楽しむことができ、4ヶ所で
距離の長いシリセードもできて楽しかった〜

  2008年2月21日 (晴)   明神平(1323m)  前山(1414m?)
★概略コース 駐車場(9:10)ー明神滝ー明神平ー前山ー明神平ー明神滝ー駐車場(15:20)
(休憩・昼食時間 1:30)
★マイカーアクセス 名阪国道針ICから国道369号、166号、県道220号経由で大又林道奥の駐車場
★駐車場・トイレ 大又林道奥に広い駐車場がある。トイレは無い。
★コースポイント 樹氷が素晴しい。スノーシュー歩きが楽しめる。展望も良い。
★注意点 冬季に荒れると厳しい山になりそう。
★温 泉 やはた温泉

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